第1章

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次の日・ 「今日は時計の時間がずれてなくてほっとしましたわ」 「よかったですね」 隣で微笑む男の子、永惟望。彼の笑顔で何度綾芽ドギマギしたか。彼自身は知らないだろ 「うっうん」 綾芽は思わず下を向いた 「あっ!見てください、雪ですよ」 ちなみに今は冬でもうすぐクリスマス 「えっ?」 「雪ですよ。初雪だ。綺麗ですね。」 「本当ね」 綾芽は思わずうっとりとした 「今年のクリスマス、ホワイトクリスマスだといいですね」 「そうね。」 学校・ 「おぉ!見たぞ」 親友の京香と教室で会話をしていた。 「何をですの?」 京香に問いかけた 「あんたと永惟君が一緒に登校しているところ。まるでラブラブの恋人同士みたいだったわよ。」 京香はちゃかした。綾芽は顔を真っ赤にしながら 「まさか、あんた永惟君に隠れラブラブ?」 再びからかった 「まっまさか」 綾芽は望をちら見した 「ぐっ偶然会っただけです」 「ふーん」 「・・」 望はぼぉーっとしていた
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