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今日はその初登校日。
今アンブル先生(俺のクラスの担任らしい)に教室の前で待ってるように言われた。
教室で先生が「大変急だけど編入生を紹介います」といっていた。
教室では「二年始まって一ヶ月経ってないぞ」とかなんとか色んな声が飛び交っている。
そこに「じゃ、入って」と言われので教室に入ろうとする…
ゴンッ!
………教室中に沈黙が走る。
その中で一人の女の子が爆笑
「アハハッ…何やってるのよエレン」
みょに聞き覚えのある声に体が反応する。
「うるさいぞリファ」
「だって…アハッおかしいじゃない…編入初日にしかも1番最初に壁に頭ぶつけてるんだもん」
入って来た少年は髪の毛全体を後ろで一つに結んでいる。
例外に左目のとこもだけ前髪が首の辺りまで伸びて顔の左側を完全に隠している。
一息入れて
「自己紹介します…まず名前はエレン・ファウベル…」
と言った瞬間にリファが
「なんでハウルスクの名前を使わないの?」
その言葉に教室中がざわめく。
「そんな拝ましい事はできないよリファ。
それに俺にはじいさんから貰った大切な名前があるから…」
ざわついた教室も静かになりもう一度エレンは自己紹介を始める。
「俺の属性は五色ある属性のどれにも属さない。言わば無属性だ。まだ神具も使い魔もないまぁそんなところだよろしく」
「そっけない挨拶ね。」
リファが毒付く。
「こういうのは苦手なんだ」
とエレン。
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