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「俺はかまわないぞ?」
「その言葉後で後悔させてやるよ!」
それでこの場は収まった。
この時エレンは知らなかったがレイアはリファと学年最強を競う程の実力の持ち主なのだ。
まだリファとウルルがワイワイやっている。
「お前ウルルになんかしたのか?」
ドキッ!ビクッ!ギクッ!
レイアに絶妙な不意打ちをくらう。
「………………」
何も言えないエレン。
「あっ!その顔はなんかしたんだな!!」
「ぅっ…………」
「なんだ?何したんだ?」
嫌ににやけながらレイアは聞いてくる。
ここはもうごまかすしかない!
そう思ったエレンはこの状況が嫌なのでさっそく行動に出る。
「リファ!レイアが起きたから食堂いこうぜ」
「あっほんとだ!……でもウルルが……」
あのリファのこんなに優しいところ見たことない。
「…大丈夫、だよなウルル?」
「えっあっだ…大丈夫だよ。うん、ほんとに」
「ほらっ大丈夫だってリファ」
「うん、ほんとに大丈夫?」
「大丈夫だよ、リファ心配してくれてありがとう」
「うん…ならいいか!」
「じゃあ飯行くか!」
レイアが言う。にやけて俺の方を見ながら
「「「うん」」」
そして四人は食堂へと向かって行った。
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