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あぁ・・・マジ面倒くせぇ・・・
・・・ザッ
「おぃ、そこの・・・トサカ?頭!!」
俺は男達の進路を塞ぐように立つ。
「あぁん!?んっだよてめぇ!?誰がトサカっつーか邪魔だよ!」
「つかお前何?関係ない奴は引っ込んでろよ?」
「あ、あの・・・」
突然の事に女の子が不安そうに俺を見る。
正直関わり合いにはなりたくないんだが・・・この子が着てる服がまた面倒なんだよなぁ。
しかもあんな話をした後だし・・・先生、恨みますよ?
「関係あるから、わざわざ声かけてんだろ・・・ったく、面倒くせぇ。」
「何々?まさかこの子の彼氏とか言い出すんじゃないよねぇ?」
トサカ頭はあり得ないものを見るような視線を向けてくる。
その視線は正解だ。あり得ない。そもそもお互い顔も知らない関係だ。
やっぱり頭沸いてんじゃねぇか?
「言い出さねぇよ・・・つか、これも言いたくないんだが・・・」
「あん?」
怪訝そうな顔をする男達に、俺はため息を吐きながらこう言った。
「・・・俺の主(ロード)に何か用か?」
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