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やってもやっても減っていかない選別品の山。
しかし夜も更けてきた為に近くの個人経営の旅館に宿泊する事になった。
…なんか怪しい旅館だ…
入ってすぐにボディビルダーのポスターが何枚も貼ってあるし…
経営者らしき人物は40半ば位の人だがi係長が宿帳を記入しているのに何故か僕の顔をずっと眺めている……標準体型だが妙に筋肉質、そして右耳にピアスをしていた。
たまたま客が一人もいないからと安い値段で二つ部屋を貸して頂いた。
なんや、ええ人やんけ。
私は通された部屋にゴロンと横になった。
「いや~ つ~かれた~」
そう言いながら夕食の時間まで少し仮眠する事にしたんだ。
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