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「ハリー…ごめんなさい…ごめ」
私には俯いて謝るしかできなかった
「ねぇ、ミナミ僕を見て?」
ハリーは私と目線を合わせるように
私をベンチに座らせ、ハリーは私の前に屈んだ
「ハ……リ…ィ」
そこで初めてハリーと目が合う
「よく聞いてミナミ
君のお父さんが僕の両親を殺したのを聞いてハッキリ言うと憎かったよ?
でもね、ミナミ?
君が僕の両親を殺したんじゃない
君のお父さんだ…
それを聞いたとき君はどう思った?」
「よくわからないけど
一週間部屋にいてわかったのは…
ハリーに謝らなきゃいけないって思って…」
「そう思った君は凄いと思うよ?
誰にでもできることじゃないから
だからもういいよ?
もう、泣かないでよミナミ」
あのときのハリーの言葉はありがたかった
あれ以来ハリーとはもっと仲が良くなった
じゃあこれで一応過去編は終わり
次から本編
レッツゴー!
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