プロローグ

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意識が現実へと引き戻される。 夢を見ていたんだと、窓から入り込む光に目を細めて実感した。 アレはどれくらい前のことだっただろう…… 重い体を起こす。 所々に鈍い痛みが残っている。 疲れは抜けきっていないようだ。 昨日、やっと戻ってこられた。 誰もいないこの家に――――。
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