プロローグ

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ただ床につき、寝るためだけに帰ってくる。 誰もいない、誰も待っていない…ただの空間。 「やっぱりここは休めないところだなぁ…暖かさがない」 仕方ないことだった。 家族はいない。 あの日から捨てなければいけなくなったから。 「時を守る……か」 私には重い。
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