四章

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  その後、竜牙は薄水色の他に淡い桜色の布地を買い、着物を作るように頼んで、家へ戻ってきた。 「あの……似合いますか…?」 今、光は布地の他に買った浴衣を着ている。 白い布地に桜の花びらが描かれている。 「あ、ああ……か、可愛いぞ…」 「…あ、ありがとうございます…///」 二人そろって顔を赤く染めていた。 「うぅ……若…大きくなられました…」 「うわっ…!? あ、アヤ……いつからいやがった?」 「先ほどから」 二人の部屋の襖を開け、ちょこんとアヤが座っていた。 「…こんなに可愛い光様がいて……うぅ…アヤは感激しております…」 「う、うるせぇぞアヤ// いいじゃねぇか///べ、別によ…」 竜牙はアヤの言葉にさらに真っ赤にった。  
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