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光が引き取られた家
「た、ただいま…」
家の中から三十代半ばくらいの女性が出てきた。
「お帰り、今日はちょっと遅かったわね」
冷めたように言う。
「ごめんなさい…」
「まぁ、いいけど」
女性が背を向け、中へ戻ろうとした時
「ちょいと失礼するぜ?」
光の横に竜牙が現れる。
「まぁ、イケメン。
こんな家に何か用ですか?」
女性は竜牙を見ると、目を輝かせた。
竜牙は顔がとても整っており、モデル顔負けだ。
体も余分な脂肪がなく、筋肉で引き締まっている。
「ああ、落合 光のことでおめぇに用がある」
「そうなの?
ここだとアレなんで、リビングへ行きません?」
「ああ、わかった」
竜牙はリビングへ案内された。
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