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俺は美羽達に文句を言おうと後ろを向いて口を開こうとしたがオッサンの
「危ないッ。」
とほとんど叫び声みたいな声が聞こえた瞬間、背中を押され倒れるともの凄い速さで何かが空を斬る音が聞こえた。
俺が慌てて起き上がり振り向くとオッサンが座り込んでこっちを向きながら
「良かったぁ~。」
と笑顔で胸を撫で下ろしているのと張飛が今度は蛇矛を振り上げているのが目に入った。
俺は弾かれるように走り出すと突然走り出した俺にビックリして口を開けっ放しのオッサンを左手で引っ張って張飛の間合いから外すと軌道修正して俺目掛けて迫ってくる張飛の蛇矛を抜刀してない状態の刀で防いだ。
俺は受け止めれた事で一安心したのだが想像以上に強い力でバランスが崩れてしまったので手痛い一撃がくる前にバックステップで倒れてしまっているオッサンの所まで急いで逃げた。
今度は張飛から視線を外さないよう気をつけながら
「勝てる訳ないだろ。
お前らも手伝え。」
と後ろで気の抜けるような応援をしている簡擁達に助けを求めた。
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