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俺は結局劉備達に馬を使われたら逃げれないと感じたので
「貴方の兄弟に追われてるんです。
助けてください。」
一か八かで関羽に助けを求めた。
関羽は
「兄者と翼徳がか?
よく分からんが良かろう助けてやる。」
と少し怪訝な顔をしたが直ぐに承諾してくれた。
俺はこれで一先ず大丈夫だと胸を撫で下ろしたら
「あっこの人堅物の関羽だ。」
「雲長そいつらを捕まえろ。」
と言う声が聞こえ
「捕まえろ。」
関羽の声と同時に兵達に取り押さえられた。
今俺と美羽は縄で縛られ劉備三兄弟と先程の男とどこにいたか分からないが武将のような格好の少年の前に座らされていた。
俺の縄は張飛が結んだせいかかなりきつく肉に食い込んで痛く俺はどうにか緩めようと動いていると
「それでお前らは何者なんだ?
なんで俺達の名前を知っている?」
劉備がさっきまでの口調をやめて俺と美羽の間を行ったり来たりしながら聞いてきた。
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