決意そして再会

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俺がオッサンを追いかけるため劉備達といた簡易の陣幕みたいな所から出て行くと後ろがなにやら騒がしくなったが俺はオッサン確保を優先して全力で走った。 オッサンには案外早くおいつけた。 なぜなら上半身縛られててバランスがとれず何度もこけてるのだから。 現在もこけて俯せになっているオッサンを見下ろしている情況なのだが 「なぁオッサン。」 「俺はオッサンじゃねぇ。 まだ36だ。」 と全然会話にならない。 しかも36ってオッサンだし……とか思っていると 「なぁ、お前俺を殺しにきたのか?」 俯せのままで表情は分からないがかなり怯えた感じの声で話し掛けてきた。 俺はそんなオッサンを担ぎあげると 「俺は殺さない、てか人を殺せないから安心しろ。 まぁ人材不足らしいからオッサンが優秀なら大丈夫だよ。」 陣幕の方に向かいながら話した。 すると安心したのか自分の身の上話をし始めた。
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