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オッサンは張飛の一言で落ち込んでしまったので俺は張飛を睨みつけるとその視線に気づいたのか張飛がこちらを向き
「それに俺はあいつのことも認めてねぇんだ。
あいつが連れてきたやつなんか認められるか。」
と俺を指差しながら怒鳴りちらした。
すると俺の左右から溜め息が聞こえ
「でかいくせに器がちっさいんだね。」
「全くだ。
長兄が認めたのになんで一番下のお前が認めないんだ?」
いつの間に移動したのか分からないが美羽と簡擁ついでに田豫も隣に立って張飛を挑発していた。
『そんなことしたら……』
「もう手遅れだな。」
健兄はプルプルと震えている張飛を見て何か言おうとしたが言い終わる前に張飛が蛇矛を構えて走り出した。
すると美羽・簡擁・田豫は素早く俺の後ろに回り込み少し離れていたオッサンを押して俺の横に立たせると
「認められる絶好の機会ですよ。
頑張って張飛さんを二人で倒してください。」
かなり離れた所から田豫が応援してきて横にいる美羽と簡擁も手を振って応援していた。
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