282人が本棚に入れています
本棚に追加
/164ページ
俺は一先ずオッサンに頭を上げさせて
｢オッサンは悪くないよ張飛がつよいんだって｡
それより腕治療するから動くなよ｡｣
と言ってから腕を固定するために張飛と戦って折れたオッサンの槍の柄を拾いにいった｡
その途中簡擁が美羽と楽しげに話しているのが視界に入り無性にいらついたから簡擁に劉備達の仲裁を､美羽には特にやることがないのでオッサンの話し相手をするよう指示した｡
すると簡擁は今気づいたかのような反応をすると急いで劉備達の方に向かって行き美羽はオッサンの所に行かず何故か俺について来た｡
不思議に思って聞こうとすると
｢用事がすんだら話したい事があるから｡｣
俺より先にそう言うとオッサンの所に走っていったと思いきやオッサンの近くにいた田豫を何処かに連れて行った｡
するとオッサンがどこと無く寂しそうな雰囲気を漂わせ始めたので急いで柄を拾うとオッサンの所に戻った｡
最初のコメントを投稿しよう！