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俺は簡擁に気付くと
「もう兄弟喧嘩は終わったのか?」
と劉備達がいたほうを確認しながら聞くと簡擁は走ってきたからか少し息をきらせていたので
「体力ないな。」
と思わず呟くと手を挙げて俺にちょっと待てと合図してから呼吸を調えて俺の方を向くと
「仕方ないだろ。
元々文官なのに最近まともに休みもとれてないんだから。
それより玄徳達が話があるらしいから二人共行くぞ。」
と本当に疲れたように答えた後こっちに来た理由を言うとちゃっちゃと先を歩いて劉備達の方に歩いていった。
俺は座っていたオッサンの手を引いて立たせると簡擁についていった。
簡擁について暫く歩いていると前方に未だ納得出来てないのかふて腐れている張飛とその両隣で困ったような呆れているような顔をした劉備と関羽がいた。
俺は少し劉備と関羽に申し訳ないと思いながらオッサンと一緒に挨拶をして劉備達の前に立った。
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