93人が本棚に入れています
本棚に追加
沙我さま編☆
――俺には、何もない。
「こんにちはっ☆」
将「―――いいから。」
将の奥さんが来た。
本当のところはちょっと将が羨ましかった。
沙「ここで夫婦喧嘩はやめて下さいよ。笑」
「あたし達は幸せなんだから、沙我くんひがまないでねーっ」
沙「羨ましいとか…思ってないっすよ」
本当は…やっぱり将が羨ましかった。
将「それをひがんでるっていうんだよ笑」
羨ましい…そう思った後、必ずしもついてくる思いは、「俺には何もない」という思いだった。
――そんなある日
俺の前に、1人の女の子が立っていた。
沙「いらっしゃいませ。」
「こんにちは。いつも頑張ってますね。
これからも頑張って下さいねっ」
――俺にも…守りたいと思える人が出来たみたいだ…
END
最初のコメントを投稿しよう!