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18の春。
高校を卒業して俺はすぐ東京へ飛んだ。
別に興味も無い美容専門学校へ通う為。
ただ東京へ出たかった
ただそれだけ‥
学校さえ真面目に通ってりゃ文句言われないだろ‥と
何でも良かった。
すぐ辞めるつもりだったから
以前から親に反対されていたんだ
『那覇にも専門学校あるから沖縄にいとけ』
と。
でも正直バカバカしかった。
若いうちは都会へ出て、若いうちにしか学べない事学んで、30過ぎて大人になったら沖縄帰る。
俺はデカい人間になりたくて、親の反対をシカトして勝手に進学したんだ
18の春。
夢も希望も無く
ただ『東京』とゆう大都会へ旅立った
そんな甘い考えしかできないアホだった
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