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和「こんちは。初めての人も初めてじゃない人もよろしく…ってこれ小説始まってんの?」
────俺は虹山 和彦(ニジヤマ カズヒコ)。
フリガナは確認的な。
何事もなかったように始まるが…いや、何もなかったんだ。
ところで俺は最近付きまとわれてる。
いわゆるツンデレに。
ペチャパ…ごめんなさい。
高校の入学式、つまり一週間前なんだけどなんか思えば隣にいる。
まぁ美形だから悪い気はしないんだけど…
うん、素直じゃないんだよね。ツンデレだし。
ん、今日も来たか…
加「和彦ーっ、梓ちゃん来たわよー!」
和「わかったー!じゃ、麗行こっか。」
麗「うん、おにぃちゃんカッコいい。」
和「お、おぉ…」
双子の妹、麗(レイ)です。
ちなみにさっき俺を呼んだのは母さん加奈子です。
父さんは仕事しまくりで海外的な。
紗「あ、和ちゃん行くの?」
姉さんのみぃ姉。いや、未紗(ミサ)。
由「和にぃはスミにおけないねぇ」
さらに妹の未由(ミユ)。
さらにって表現何だ。
和「行ってきゃーす」
加「はいはーい。…あら、皆で行くのね」
うん、なんかついてくる。
未由は中学校なのに。
姉さんも高校別なのにね。
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