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「これからどうしよう。場の勢いで来てしまったけど」 その場から駆け出した翔は家から最寄りの駅に来ていた。 今の所持金は5000円程度。 財布の中身を見て溜め息をだす。これだけでは無論、生活していけない。 「本当に、どうしよう…住み込みのバイトとか無いかな」 そうか、住み込みのバイトだと、最低でも住む所には困らないし、お金も貯まる。 それならば一石二鳥じゃないかと、笑みを浮かべた。 「取り敢えず、ここに居ても何もできないから、都心にでも行ってみるかな?」 翔は財布を握りしめ階段を登る。 改札口に出てみると5分後に都心行きの電車があり、急いでホームへと向った。
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