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幸せってどんなものだったっけ もう分らない 解らないんだよ 君が私の目の前から消えたその瞬間から 幸せは何時も私の手の間を滑り落ちていったの 君の存在だけが 唯一私を生かしてくれたのに どうして 君はもういないの どうして 君がいなくなってしまったその瞬間に 私の命も散ってしまわなかったのかしら 君のいない世界でなんて 生きている意味が見つからないの 「幸せになって」 そう言って君はいなくなってしまったけど 君がいなければ幸せになんてなれないの 君さえいればそれで幸せだったわ 気付くのが遅すぎたのかしらね もう君はいない それだけが現実なのね 幸せってどんなものだったっけ 分らない 解らないのよ 分りたくなんてないの 理解しなくてかまわない 君のいないこの世でなんて なのに どうして 貴方は私の心情に土足で踏み込んできた そして 乾ききった私に 水を与えてしまった 乾ききった私は たとえ一滴でも それは洪水のように感じてしまうの 君の居ない世界で 生きていなんていたくなかった 恋なんてしたくなかった 愛なんて理解しなくてよかったのに 貴方と出逢ってしまったから 君はもう少し そこで待っていてくれるかしら 幸せってなんだったっけ 貴方なら その答えを教えてくれる気がしたの        
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