2/6
前へ
/44ページ
次へ
『土方』に連れて来られ、周りには4人の男の人。 (服装が私の服と全然違う…。 私が変なの? この人達が変なの? ………………何にも分かんない。) 「――ぉぃ……おいっ!」 「はっはい!」 「話聞いてんのか!? その着物!その髪!お前異人か?」 「まぁまぁ。 歳、余り大きな声を出すな。 私は壬生浪士組局長の近藤勇と申す。 そなたの名はなんと言う?」 「…………………」 「近藤さんが名前聞いてんだろっ! 早く答えろ!!」 「……分からないんです。」 「「はっ?」」 「だからっ! ………何にも分からないんです……。」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

201人が本棚に入れています
本棚に追加