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『なぁ何でだ!何で俺を置いて行く!』
「貴方は連れては行けません」
『俺は戦える!お前達だってそれは知っている筈だ!』
「俺達が行くのは今までの喧嘩場じゃねえ、本物の修羅場だ。そんなとこにお前は連れていかん」
『本物の修羅場には女は入れないと言うのか!?ふざけるな!』
「ああ修羅場だ。だからこそ、お前を置いて行く」
『………ああ分かった、分かったよ!今は置いて行ってもらっても構わん!だが!お前達の名がいつか日本中に轟いた時!俺はお前達の所に殴りに行くからな!』
「……フン!上等だ!返り討ちにしてやらあ!」
若かりし頃の会話は、あの只の喧嘩友達だった頃の会話は、これが最後だった
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