十二支

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第三弾は辰×午です('∀') 「この問題、誰に解いて貰いましょうか…。そうですね、啓午くん」 「………」 「………」 「っ、いった!?何!?ぇ、せんせ?」 「俺の授業中に居眠りなんていい度胸と誉めてあげましょうか。 ……放課後生徒指導室に来なさい」 「えーっ!?」 *** 「辰成せんせー?来たよー?」 きょろきょろ 周りを見回しても誰もいない ……俺ってらっきー? いないもんはしょーがないよな! 「一応来たからなー!俺帰――っ!!?」 どんっ! 念のため声を上げて帰ろうとしたら、いきなり後ろから思いっきり押されて床に倒れた 誰かが俺の上に乗る気配 振り向けば、そこには口許ににやにやした笑みを張り付けた辰成先生が… 「ちゃんと来たんですね、言うことをきちんと聞く子は好きですよ?」 「ばっ、せんせーどけって!!何してんのさ!?」 「でも、昨日もその前も俺の授業で寝てましたよね?」 「い、いや、寝てない!寝てないよ!?俺ちゃんとせんせーの授業聞いてましたーっ!」 「……嘘はいけないですねぇ。お仕置き、必要ですかね?」 「ぇ――っ」 カチャ、 後ろで何かがなり、両手首に違和感 恐る恐る目を向けると、手首に銀に光る―― 「せんせっ、何でこんなの持ってんの!?」 「そりゃあ、悪い子にお仕置きするためですよ」 っS!Sだこの人!! 楽しそうなオーラを出しまくって黒い笑みを浮かべている先生に冷や汗がだーっと流れてきて、先生が俺の上からどいた瞬間これはチャンスと俺は芋虫みたく這って逃げようとして… 「何してるんです?…あぁ、啓午君は痛いのが好きなんですか」 にやりと笑った先生が俺の足を引っ張って元の位置に戻したから、逃亡はあえなく失敗した やばい、やばいぞ俺! 「ぅあっ!?」 いきなり服越しにそこを掴まれて悲鳴を上げる 何?何されてんの、俺っ!? 「ぁ、せんせ…っ、やめ…て!」 ぐにぐに、先生の細くて白い指がそこ、に、俺のそこをぐにぐに、してる 異様な状況に涙が滲む、興奮する 「や、ぁ…っ!せ、んせぇ!!」 や、やばっ、 お、俺の、元気になってきた こんなとこで、俺、先生に…っ 「あぁ、啓午君の泣き顔、そそられますね…。 …もっと気持ち良いこと、してあげますよ」 ――あぁ、もう逃げられないなと、 先生の楽しそうな笑みを見て、悟ってしまった .
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