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「敦司はね、警察官なんです。刑事さん。」
指差した先には、プロポーズに立ち会った青年が、満面の笑みを浮かべて立っていた。
「小さい頃から、正義感の強い子だったから、夢をかなえてくれて嬉しかった。
下の子たちにとっては、父親代わりっていっても、過言じゃないと思います。」
そういえば、たくましい体つきをしていたなあ。警察官か、納得。
俺が、ふむふむと頷きながら笑うと、悠さんは本当に嬉しそうな笑顔を浮かべながら、その隣に立つ、眼鏡をかけた青年を指差した。
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