偶然の出会い

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クマゴローと初対面の瞬間である 私が手にしてた ペットボトルの 大きさ 500mL位の 小さな黒い物体が 少し動いた 生きている そう直感した私が 手にしたのは 生まれていくらもしない目ヤニで 瞼の塞がった 栄養失調の子猫だった この辺は 烏が多発する 場所である事を 認識している私は 素早く子猫を 鞄に入れて持ち帰る事にしていた 一つの命に 私のパワーが 消え懸かる炎と 戦っていた 餌の必要性と 薬の必要性を感じ 取りあえず餌を 模索する為に 近くのペットショップに立ち寄る事にした 元気がないから 鞄の中は静かだった
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