自殺の基本編

3/3
前へ
/3ページ
次へ
戦時と現代では戦時のほうが自殺率は低い さて、昔の人はあまり自殺をしなかったのに、豊かな現代のほうが自殺が多いのは何故だろうと口にする人がよくいるが答えは分かっただろう ようするに戦時中や全体主義的な国では社会が単一の目標に向けて一体化しているから自殺率は低い しかし現代のように自由化や多様化や個人化が進む時代においては、社会の一体感が弱く、個人の欲求も不満も大きくなりがちであり、自殺率が高くなるのである 欲求が増大しにくい貧しい国や、社会の統合力が強い戦時や全体主義的国家では自殺率が低いことは分かったであろう 以上が自殺の基本的知識である
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加