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「悪いけどあたしはね、年下なんて有り得ないの」
手を振り払って言う。彼に下心がなくっても。生憎、あたしには年下にあげる優しさなんて持ってない。
だけど、彼はニヤリと笑った。
「それ、食わず嫌いって言うんだよ。何なら味見してみる?そのうち自ら俺を求めだすよ、絶対に」
…絶句。
凄い自信。そんな風に言われたら、なんか喧嘩売られてる気がする。『あんたなんて、すぐ堕とせるんだぞ』って。
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