CLUB ALTEMA

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「「いらっしゃいませぇ!」」 白で統一された広々とした店内。有名デザイナーが手掛けただけに内装も高級感に満ち溢れている。 秦は梨愛を席に案内した。 『そういやボトル、この間なくなってたけどどうする?』 「そうだったね。入れるよ。」 『何にする?』 「う~ん…。」 その時、秦がトイレから出てきた一星と目があった。 「あ~梨愛ちゃんハッケーン☆」 「あ♪一星~やっほ~♪」 「次なに飲むの~?俺はやっぱりモエがいい♪」 「Σモエって早速シャンパンかよ(笑)!」 「モエで萌え萌え~で飲もうよ~♪秦さん酔わそうよ☆」 「秦は酔わしちゃ駄目なの!」 『そうだぞ~一星。俺、酔わしたら梨愛が怒るもん。』 「あ~あ。熱いっすね~。ラブラブっすね~。俺も彼女ほし~!」 「もっも~う//!一星ったら他のお客さんに聞こえるじゃん!」 嫌な気しないくせに。 この席はどこからでも死角になる席で【通称・卸す席】 卸す為なら卓チューしようがイチャイチャしようが客からは死角になっていて見えない。 『別に俺はバレてもいいんだけどな。』 一星の目の前で梨愛の腰を引き寄せて唇に軽くキスする秦。 「Σしっ秦ってば///!」 「みーちゃった♪みーちゃった♪秦さん梨愛ちゃんにベタ惚れっすね!」 『まぁね。俺の事理解してくれるの梨愛だけだもん。俺、いつか充代表越えたいし。』 「あたしも頑張る!充さんに負けたくないもん!モエ3本持ってきて!」 はい、御馳走様。
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