揺れる心…

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『先生、歩き?良かったらあたしの車で行きます?』 お前なぁ… いくら親父がファッションセンス・ゼロの、ズケズケものを言う野蛮人?であっても(笑)、こんな油で薄汚れた作業服姿で通勤する訳ないやん! 何度も言うけど、親父は婿入り前の(笑)恋に恋する親父なのよ!(爆) って言おうとした瞬間… 美帆が乗り込もうとした車を見てその言葉を飲み込んだ… ( ̄○ ̄;)?! 真っ赤なピッカピカの新車のベンツ?(驚) 親父がいくら車に詳しくないと言っても、この車が安いか高いかぐらいわかる…(苦笑) 『な、なんや? 美帆、お前…ひょっとして… セレブ?!』 いかん…汗 またズケズケと思った事を言ってもた…笑 そんな焦りまくりの親父の言葉を、意味深な微笑で軽く流し、美帆はさっさと真っ赤なベンツに乗り込んでしまった… 『今更、オンボロの軽自動車に乗る訳にはいかへんなぁ…涙』 そう判断した、見栄とハッタリと世間体だけで生きている親父は(泣笑)、吸い込まれる様に… 小汚い作業服姿のまま、新車のベンツの助手席へと乗り込んだのであった… まっ、今度こそゴールド免許取得を目指している親父(笑)には、このまま車を置いていった方がいいか! 一泊最大2000円って書いてあるし!爆 こう無理矢理自分を納得させて車に乗り込んだ親父であったが… 『先生、中3の時、先生をめっちゃ好きやった、直美…覚えてはります?』 車を発進させるやいなや、美帆が発した何気無い言葉… この後… この直美を巻き込んでの… 壮絶な… 3P…(〃∇〃) ( ̄▽ ̄;)間違えました…(汗) 飲み会?は… 筋書きのないドラマへと… 発展するのであった… 次章、急展開!(笑)
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