追憶④…

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親父が、美帆と直美に熱く熱く語ったのが日曜日… 二人の在籍する中3クラスの授業が翌日の月曜… この月曜の授業中に、親父はいつもと少し違った『違和感』を感じていた… 『何やろ…?』 授業をしながら、ずっと考えていたのだが… 謎はすぐに解けた… 直美の… 親父に対する『視線』だったのだ…汗 上手く表現できないが… 『女の子』 とは明らかに違う… 『女性?』 としてのまなざし… (-.-;)))…… とにかく、心の中で何度も『それは有り得へん!』と否定しながら、何とか月曜の授業を終えた… そして衝撃の事件?は翌日の火曜・… クリスマスイブ当日の最終授業を終えた後に勃発したのである… 授業を終え、生徒全員を帰宅させた後、誰もいなくなった教室で一人椅子に座り… 彼女と過ごす筈だったクリスマスイブの夜を妄想していた… 本来なら今頃… あ~んな事♥や(恥) こ~んな事♥…(照) 「今夜はイブの夜だから…と♥く♥べ♥つ♥」 ぬぁ~んて言われて そ~んな事♥までされちゃったりして(謎) (Ψ▽Ψ*)イヤン♪ (*v.v)。ハズイ。。。。 誰もいなくなった教室で一人、煙草を吸いながら涙していると… 『コンコン…』 と教室のドアをノックする音が… 『誰か忘れ物でもしたか?』 と思い、妄想の世界から現実の世界に戻った瞬間… 『せ~んせっ♪』 と美帆と直美が教室に乱入?してきたのである! 『じゃ~ん!これ、直美の手作りクリスマスケーキ♪』 と美帆が手に持っていた荷物を高々とあげながら… 一体全体何がどうなっているのか…?頭がパニクっている親父は金縛り状態…笑 『彼女にフラれて一人っきりじゃ可哀想やと思ったから、来てあげたんよ♪』 (゜∇゜;)?! な、なんじゃ? このB級青春ドラマの様な展開は…?(苦笑)
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