追憶④…

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まぁ、ぶっちゃけ… たとえ超B級青春ドラマだったとしても…笑 本心は… めっちゃめちゃ嬉しかったのょ!(爆) でも素直じゃない… って言うか、おとなげ無い親父は、平然と毒舌を吐いてしまう…苦笑 『イブの夜にこんなおっちゃんとこに来るなんて、お前らも寂しいやっちゃの~!』 (-.-;ハァ…自己嫌悪… 『照れんでぇぇゃん♪本当は嬉しいくせに!』 ったく… 『14歳のこいつらの方が、よっぽど大人やん…』 半ば、自嘲気味に笑う親父… 『先生!あたし、ジュース買ってくるからお金ちょうだい!』 親父から小銭を受け取った美帆は、入り口につっ立ったままの直美に向かって… 『頑張りや♪』 と声をかけ出て行ってしまった… (・◇・)?… 『頑張りや』って? 何…を? 美帆が直美にかけた言葉の意味を考え、黙り込んでしまう親父… 二人きりになった教室の中に、気まずい空気が流れる… 『お、重い…汗』 多分… 10㌧以上はあるかと思える(笑)重い重い空気…(どんなんやねん!爆) あまりの重たい雰囲気の為に『早く何かを話さねば!』と焦る親父… と、次の瞬間、今まで一言も喋らなかった直美の口から衝撃的な言葉が!! 『先生が好きです…』 エ━━(゚∀゚)━━ッ!? ………………滝汗 それはそれは消え入りそうな小さな声だったけど、間違いなく直美の口から発せられた直美自身の心からの言葉だった… オダギリジョーやないけど… 『ど~すんのよ!? 親父!!』(失笑) 父親に性的暴行を受け続け、心に深く傷を負った直美… その直美が、恐らく初めて好きになった男性が、よりによって親父とは… ここで親父の心は大きく揺れる… せっかく勇気を出して本心を伝えてくれた直美の気持ちを… ①しっかりと受け止めてあげる ②その気も無いのに芝居をするのは、今まで直美の過去を聞かされて『腫れものに触る』的対応をしてきた他の人と同じ… ここは残酷であってもハッキリと気持ちの無い事を伝える… さて親父の選択した答えとは…? ど~すんのよ!? 親父!!(再失笑)
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