追憶⑥…

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実はクリスマス前に10年間付き合った彼女にフラれた親父は、それから毎晩の様に飲み歩くという、自堕落な生活を送り… そのうちに、とあるスナックのお姉チヤンと同棲… しばらくしてお姉チヤンの両親から… 『そろそろ一緒になったってくれへんか?』 の一言を、人生に投げやりになってた親父は勢いで快諾… ちょうど、直美と美帆が高校合格した頃、ひっそりと教会で親族だけの式をあげ結婚したのであった… 詳しくは超恥自叙伝の方で書きますが(笑)、結婚したらしたで、今度はお姉チャンの両親から… 「不安定な自営業」より「安定した会社勤め」を押し付けられ… これまた『人生なんてラララ~♪』状態(謎笑)だった親父は、言われるがままに塾を他人に譲り、コンピュータソフト開発会社に就職… こんな感じて、直美にとっては、卒業したと同時に親父が行方不明…みたいな感じになってしまったのである… 親父は塾の事…とりわけ直美の事は気になってはいたのだが、新しい環境で一杯一杯になり、いつしか塾の事は忙殺されていったのである… しっかし… 長い長い追憶シーンに最期までお付きあい頂きまして、本当にありがとうございました(笑) あれから実に20年以上… 追憶シーンが長過ぎて(笑)、現在の状況を忘れた方も多いかと思いますが(平謝)… JR尼崎駅前で、偶然にも美帆と再会した… 作業服姿の親父…笑 美帆のベンツで『立ち飲み屋』に向かう途中の… 助手席に座った、作業服姿の親父…再笑 そして美帆が何気に話した… 『先生の事をめっちゃ好きやった、直美の事…覚えてはります?』 の一言… いよいよ(やっと?)次章より本編に突入!(猛爆)
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