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丁度その時、登喜子が、ふと掛け時計を見た。
「あらっ、やだ!!もうこんな時間!
お昼にしなくちゃっ」
登喜子が慌てた。
時刻は既に正午の一時を回っている。
「すぐに用意するから待っててね!!」
登喜子は、そう言ってキッチンまで向かった。
「母さん、私も手伝うわ!!」
それに続いて美沙もキッチンへ行ってしまった。
勇一と正一は、無言のまま、二人がご飯を作ってくれるのを待った。
15分くらい経ったであろう。
やっと出来たみたいだ。
いろんなおかずが並んだ。
メインは、予め登喜子がお昼ご飯がすぐ用意出来るようにと買っておいてくれてあったソーメンだった。
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