プロローグ

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「もうすぐ着くぞ!!」 正一の声で勇一はハッとなった。 でも勇一は何も言わず下を俯いただけだった。 「新しい町もきっと良いとこだぞ!!」 運転しながら正一が優しくフォローした。 「さっ、着いたぞ!!」 そう言われ、車が止まった瞬間、勇一の体が少し前に揺れた。
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