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下着をずらし、宇治原の欲情を口内へ誘う。
「んっ…」
びくっと震える太股を右手で撫でさすり、左手で猛々しく育った宇治原を更に育てるべく、擦り上げる。
口では二つの袋を均等に愛撫し、歯を立てへんように、こりこりとした感触を楽しむ。
「んっ・・・」
俺の頭をなでる宇治原の手の力が徐々に強くなる。
なぁ、史規、もっと、感じてや。
下から上えと舐め上げ、先端を強く吸う。
口内での上下運動を繰り返すうちに、喉の奥に招き入れてしまったせいで、思わず咽てもうた。
「ごほっ、ごほっ」
予想外の振動が刺激になったのか、
「ひろ・・・ひろっ」
切なげに俺の名前を呼ぶと、宇治原の情熱が爆ぜた。
「すまん、合図もなしに」
上半身を起こした宇治原が、気まずそうに俺の顔を拭う。
「えぇよ。せやけど・・・まだまだ元気やろ?」
その手に頬を預け、誘う。
「おぅ。ぜんぜんいけるで」
シャツを脱ぎ、膝に引っかかっていたパンツと下着を一緒に脱ぎ捨てると、全裸になった宇治原が、俺の服を脱がせ始めた。
両手を上げて、宇治原に協力する。
キスを求めて、顔を寄せてきた宇治原をかわし、耳元で尋ねる。
「ローションある?」
「え!?」
「お前と一つになりたいねん」
恥ずかしさに俯く俺の顔を覗き込むと、
「ちょっと、待っててな」
ベッドから転げ落ちるように、寝室を後にした。
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