安心感18

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耳まで真っ赤にした菅の申し出に答えるべく、寝室を後にした。 なんなん、あれ? めっちゃ可愛いやん!! 全裸で歩くには寒すぎる気温に、全身にさぶいぼがたっとるが、顔がにやけるのが止まらへん。 「お待たせ」 「おぅ」 「・・・えぇ?」 「えぇよ」 初体験のときみたいにどきどきしとる。 交わす言葉もみつからんと、無言のまま、菅をベッドに横たえキスを交わす。 首に絡んだ菅の腕がいつもより熱い。 「なんか、おれ、めっちゃドキドキしてんねん」 軽いキスの間に笑う菅に、 「俺もや。なんや十代に戻った気分やで」 「あははは、ほんまやな」 会話を交わしても、緊張が解けへん。 自分に言い聞かせるために、菅に伝える。 「無理はせんで。我慢できへんかったら言うてな」 返事をせんと笑う菅の頬に唇を落とし、顎のラインから首筋を辿り、胸の突起を甘噛みする。 首に回されていた手がはずれ、左手が俺の髪に絡んだ。 優しい指の動きに、緊張が少し解ける。 唇で、菅の身体のラインを辿る。 脇から、わき腹、鳩尾、へそ、腹筋。 弱いポイントに口付ける度、びくっと跳ねる身体が愛しいてしゃあない。 唇で身体を探索しとった間に、手のひらで温めていたローションを菅の下肢全体にまぶす。 下生えの奥のくぼみに、左手の中指を侵入させた。 ぬめりのおかげで難なく進入を果たした指を抜き差しし、くぼみをほぐす。 「怖い?」 「ん、少しな」 「大丈夫やで。お前が嫌なことはぜったいせぇへんからな」
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