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―――んっ……ぁ…いいっ…あんっ……。
「―――――!?」
扉を開けた途端、流れ込むは耳障りな女の声。最近買い換えたテレビの大画面に一杯に全裸の男女が絡み合い、わざとらしい嬌声をあげている。
「…ひ、ひじかたぁ……」
頸まで真っ紅に染めた銀時がぎこちなく振り返る。
「おまっ…何見てっっ!」
慌ててゲーム機を止めれば静寂が部屋におちる。
「だってっ…見たこと無いCDあったから……入れてみたら……っ」
―――そーいや、随分昔に沖田のヤローが巫山戯て持ってきたことがあったような……。
涙目でしどろもどろの銀時。頭を抱える土方。学生時代、仲間内のお遊びに大した興味も抱かず……結果としてケースに紛れ込ませたままだったようだ。
「あー、銀時、これはな……その、なんというか…」
気まずさ全開。
「い、いーよ!ほんとに!俺、風呂入ってくるね!」
言葉に詰まる土方に。銀時は慌てたようにぶんぶんと頭を振り、脇をすり抜けて浴室に駆け込んでしまった……。
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