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「入って…」
長門はそう言った。
ここに呼ばれたのは、何回目かな…
「まあ、入るっちゃあ入るけど。」
「そう。」
「お邪魔しま~す。」
そう…ここは長門の自宅だ。
殺風景な部屋は相変わらずだな。
ちなみに、俺は何で長門の自宅にいるかと言うと、
まあ簡単な話は長門に呼ばれたからだな。
最初は何事かと思ったからな。
時間遡行はもううんざりだし。
それと、いつも思うがここに来ると妙に空気が重くなるな…。
しかも今日は特に空気が重い。
「あのさ、そろそろ今日ここに呼んだ理由を教えてくんないか?」
事情を知っていないといろいろ困ると思う。
と俺が聞くと、長門が言いそうにない言葉を言った。
「…特にない。」
…えーと、長門さん??
それはどうゆう……
「…特にない。」
二回繰り返されても分からんのだが…
「あなたを呼びたかっただけ。」
その時、俺の脳内ハテナマークは一気に増加した。
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