連休って遊ぶものだよね

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「片桐、いくぞ!!」 「うん!!」 ハルがちょこんとボールを蹴り片桐さんが走り出し、僕と日野さんもそれに合わせて走る。 布陣はハルと片桐さんのツートップ、中盤が僕と日野さん、左サイド麻生さん、右サイド志穂、センターバックが藤宮さんだ。 対するニケさん達は……ゴール前に如月さんとニケさんと狐神君、こちらに向かってくるのは神代さんとヘラさん。かなり適当だな。 「よろしくお願いしますね♪」 そうこうしているうちにまず、片桐さんとヘラさんが向かいあう。ヘラさん運動とかしなさそうだし大丈夫かな? 片桐さんも同じ考えなのか、パスをださず1対1で勝負する。しかしいくらフェイントをいれても、ヘラさんを抜けなかった。 「くっ……!! ハル君!!」 「そのパス、バレバレだよ」 片桐さんがハルにパスした瞬間、神代さんが風のように現れインターセプトされてしまう。 これ以上前にいかせちゃダメだ!! そう思い神代さんをマークしようとしたのだが、神代さんは何故かボールを後ろに下げた。 攻めてこないのかな? 意図が掴めず不思議に思っていると、ニケさん達は何か話し合っている。 そして話し合いが終わると如月さんが叫んだ。 「三瀬君達ぃ~!! 今から私だけで攻め込むからぁ~、止めれるものなら止めてみてぇ~!!」 どう考えても嘗められてますね。本当にありがとうございます。
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