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尚も走り続ける狐神君と神代さんと如月さん。そして完全に振り切られてるけど走る僕達。
自分で言っておいてなんだけど、ボール持ってる時間が極端に少ないのにどうやって楽しむんだって話ですね。
「そこだぁ!! トゥエエエェェイ!!」
そんな事を考えてると狐神君が奇声を上げつつ、背中を地面につけて両足を上空に向け滑りだした!?
「あだだだだ!! 背中いてぇぇぇぇ!!」
そりゃそうでしょうよ!! 何でそんな自分の体を痛めつけるような事するんですか!?
馬鹿ですか!? あなたは馬鹿なんですか!?
「はっ!!」
と心の中でツッコんでる間に、神代さんと如月さんが狐神君に向かって飛んだ!!
「うぉりゃあああぁぁぁぁぁ!! って背中に石が食い込んだぁぁぁ!?」
そして神代さんが狐神君の左足、如月さんは右足に着地し、狐神君が二人を蹴り上げる!!
その時の反動で狐神君は地面を転がりながら悶絶!! しかしそのお陰で神代さんと如月さんはボールが足に来る位置まで舞い上がる!!
「いっけぇぇぇぇぇ!!」
そして神代さんと如月さんのツインシュート炸裂!! ボールがピーナッツみたいに曲がる!!
そのままもの凄い勢いでゴールネットに突き刺さったぁぁぁ!! と思ったらゴールネットを突き破ったぁぁぁ!?
さらにボールは後ろの木に当たり木をヘコませたぁぁぁぁぁぁ!?
どう考えても某サッカー漫画の某3人組の必殺シュートsky-love-hurricaneですね。
そしてやっぱり神代さん達は人間じゃありません。本当にありがとうございます。
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