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『兄貴はさぁ…前かっちゃんが見た雑誌に書いてあったとおり、当時高校バスケ界で有名なプレイヤーだったんだ。』
「大峰君の兄貴ってそんな強かったんだ…。」
まぁ確かにバスケの雑誌にのるぐらい強かったんだろな…
『そして兄貴はある大学にスカウトされ、入学が決まった……兄貴はバスケ馬鹿で、バスケの事しか考えないような奴だったんだ』
大峰泰我は目に涙を浮かべながら、俺に話してくれている。
『そんな兄貴は入学を目前に控えたある日…交通事故にあった…。トラックに思いっ切り………』
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