2章:転機

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本当になんの脈絡も無くいきなり始まった桃色空間で暫くイチャついてると(ベッドに座ったシオンの太ももの上に刹那が座り、刹那を後ろから抱締めている状態)刹那がこんな事を言い出した。 「そう言えばシオン様、今朝はギルバス様から直ぐに部屋に来てほしいとの言付けを預かっているのでした。早く準備をして参りましょう」 「えーあいつからの呼び出しはロクな事がないからな~……行かなきゃダメ?」 「ダメです」 「えーもっとこうしてたいのに~」 刹那に抱き着いたまま頬擦りをしだした。 当然のごとく、それにより刹那はまたしても真っ赤になる訳で……。 「あぅ……で、でもギルバス様の呼び出しを無視するわけには……でももう少しだけなら…あぁでも…」 と、シオンの術中にはまり結構真剣に悩んでいた。 結局ギルバスの所に行ったのは昼食を食べ、そろそろ2時になろうかとしていたのだったが、まぁそれは秘密。 因みに。えっちい事(18禁なあれやこれ)は全くしていないので悪しからず。
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