今、日本は缶詰め。

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朝、耳なりがするほど静かだった。 窓の向こうには不自然な眩しい光が 光光と顔を照らした。 歯がゆい光景だった。 時は21世紀、 20XX年、真冬のことだった。 「悪い夢であればいいのに…。」 俺は西田優介、高2。 物心ついたときから ちょうど時代の大きな 変化に巻き込まれた かわいそうなヤツさ。
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