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ムッとした顔で怒られから笑いをしながら
「あはは、ごめんごめん、おいしそうだったからつい」
と謝ると「全く…」とため息をつかれる。そこで奈々から「むーちゃん、もうお手伝いはいいわよ」と後ろから声をかけられる。
それを聞いた綱吉はいつも通り骸を自分の部屋に招き、課題を始めた。骸は一つ下の学年だが綱吉より数倍頭が良く、悔しいがいつも教えてもらっている。
数学のノートに言われた公式を教科書から書き写していると何故か昼間の会話が頭をよぎる。綱吉は骸の様子をついチラッと見ると綱吉の手元を真剣に見ている。
それに聞きにくいと思ったが気になってしまうので手を止めた。
「…?」
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