僕と彼女の舞台 について

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 まず学校の所在について。  場所は東京都の某所という設定です。それ以上に細かくは設定していません。  学校の名前について。  名前は大平高等学校です。おおひらと呼びます。私立の学校です。  参考までに、学校長の名前は大平 優造(おおひら ゆうぞう)と言います。  大平学校長のお父さんが学校を建てて初代校長になりました。50歳で学校を建てて、現在87歳。75歳の時に息子の優造に学校長を継がせて、今では気楽なご隠居生活を送っています。  二代目校長の優造は現在62歳。副学校長の身から50歳で校長となり12年が経ちました。校長という立場に慣れて、細かい所まで目が行き届くようになった今日この頃。  仕事の合間に校内を散歩してます。散歩中に汚い所を見つけたらまずメモします。次に担当の先生にそれとな~く言います。 「そういえば、最近窓ガラスが曇ってきましたね。梅雨ですかね。すっきりしませんねぇ」  こんな感じに。  放っておいたり、改善がみられないときは学校長自らが徹底的に掃除します。それはもうピッカピカに。  その後、その月の教員のお給料が減らされます。減額は基本的にわずかですが、あまりに酷いときは万単位でガクッと減ります。学校長の逆襲です。  なので教員は必死です。スローガンは整理整頓、清掃の徹底です。  おかげで大平高等学校はいつも綺麗です。学校内が綺麗な秘密はここにあります。  校長について長く書きましたが、校長自体は作品の流れに深く関わったりはしません。  なので校長は、登場人物紹介には載せません。この場のみの説明に留まらせていただきます。
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