捨て猫

何か違う日々

適当に客が好きだと言っていたショップに入る。

｢おねーさん！適当にコイツに似合う服と靴何着か選んで！｣

ひなをショップに押し込み

俺は近くのジュエリーショップに寄った。

｢いつもありがとうございます。
今日はどのようなのをお探しですか？｣

店員のお姉さんの丁寧すぎる受け答えが面倒くさくて

｢このへんの１個ずつ適当に包んで。｣

お姉さんも慣れてるのか驚きもせず

｢わかりました。｣

と営業スマイルをして裏へ消えた。

客へのプレゼントのまとめ買い。

女は記念日やら誕生日やら
イベントにうるさい。

ちょこちょこ買うのが疎ましくて

たまに来てはまとめ買いする。

俺最低？

そんなん知ってる。