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午前8:27 学校
僕が学校の門に入ると、僕が来るのを待っていたかのように不良達が僕の前に現れた。
不良A「おはよう、遠介✋」
遠介「……」
不良A「おい、無視か?」
不良のリーダーが僕の肩に手を置いた。
不良B「逃げるなよ。それより、金貸せよ」
遠介「昨日、貸した金があるだろ?」
不良A「あの5万か?あれ落としてな…」
いや、嘘だ。その顔は…もう使った顔だ…。
遠介「貸す金はもうない」
不良A「んだと、てめぇ…?」
不良B「生意気なんだよ」
バキッ❗
不良達は強引に僕から金を奪おうとしている…。
不良B「これっぽっちか?そんじゃ、2千ぐらい借りとくぜ」
不良達は僕の財布から金を奪って去ろうとした。
僕は…本当にこのままでいいのか…?周りにいる皆はただ見ているだけ…。誰も助けようとはしない…。
そう思っても無理か…。夢は…ただの夢物語…。助けるなんて…そんなの現実に起こるわけない…。
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