プロローグ

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僕はその不良達に何も言わず、そのまま教室へと行った…。 堀内「遠介君」 遠介「…堀内先生…?」 この人は隣のクラス担任の『堀内 香奈子(ホリウチ カナコ)』先生で、僕の気持ちをわかっているただ一人の優しい先生…。 でも、他の先生達は僕がいじめにあっていることに気づかず、ただふざけあっているにしか見えていない…。 堀内「またやられたの?」 遠介「……」 堀内「遠介君、本当にこのままでいいと思っているの…?」 遠介「先生には…関係ない…」 堀内「遠介君…」 教室に着いた僕は大人しく自分の席に着いた。 すると、クラスの女子達の話し声が偶然なのか?僕の耳に入った。 女子A「ねぇ、聞いた?このクラスに転校生が来るみたいだよ」 女子B「マジィ?イケメン?」 女子A「わからないけど、名前は…確か『覇王 一番(ハオウ イチバン)』って…」 覇王 一番…? その時、僕はまだ気づいていなかった。一人の男が…僕の人生を変えてくれることに…。 覇王「今日からここが俺の通う学校か…」 学校という大地に彼が、『覇王 一番』が立とうとしていた…。
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