参上の一番

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覇王「よーく聞け、部下共っ❗俺は一番だ❗何もかも一番の男だ❗」 女子A「バカの一番じゃない?」 覇王「そう、俺はバカの一番でもある」 自分でバカって決めつけてるよ…。 先生「覇王君、一限の後に私のところへ来なさい」 覇王「誉められるのか?やはり、一番の登場だったか…」 いや、違う意味だと思うが…💧 先生「それより、覇王君の席はそこだ」 その席とは…僕の隣だった…。 女子A「ヤダ、あの遠介の隣だって」 女子B「キモーイ」 女子達の声を聞いた僕は一瞬殴りたいと思った。でも、きっと殴り返される…。 僕は…女子達にもバカにされているのだ。 覇王「おい、そこの隣のヤツ」 遠介「何?」 覇王「名前は何だ?」 遠介「霧斗 遠介だ」 覇王「お前…いじめられてるな?」 遠介「え…?」 覇王「お前の顔と様子を見ればわかることだ」 こいつ…何で簡単に…?
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